グランドトリノ

久々に良い映画を観ました。

朝鮮戦争を経験して余生を送るアメリカ人。

妻を失ってひとりになり、奇異なめぐりあわせで隣人であるアジア人と親交を深めていきます。

でも、この老人きわめて人種差別というか、肌の色をズケズケと表現に使うぶっきらぼうな人。

でも、本当は心暖かいひとで、いざとなると人種なんて関係なく頼りになるひとです。

頑固だけどモーレツにやさしい爺さんです。

このじじい迫力あるわりに小さなことを後悔したりしてます。

いろいろあるんだけど、あんまり書くとネタバレになるので書きません。

でも、この映画の本題は非常に深いところにあって、物語は結局同族人種の争いへ発展していきます。

そうこれは頑固爺の話ではありません。

何が正義なのかを問いかける物語なのです。

この映画のプロデューサー、監督、主演、全部クリントイーストウッドさんです。

もう天才を超えてますよ。

人種、人類愛、エゴの無意味さ、何もかも表現できていると思います。

こういうのが名画です。

映画のタイトルになっているグラントリノというクルマ。

まさしくこの爺さんです。

目立たないんだけど、そのポテンシャルといったら直球でアメリカンマッスル!

そう生粋のアメリカン。

主人公も生粋のアメリカン、有色人種を見下しているようで実は自分たちも移民であることをよく理解している善良なアメリカン。

乗り手を選ぶけどそれは人種ではありません、運転手のポテンシャルです。

そう人種なんて本当に意味のないことなんですね。

アメリカ人はそうあるべきなのに、Black lives matterとかコロナでアジア人バッシングとか、最近のアメリカは本当にトホホですわ。

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