スーパーカーの定義

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友人のmahaloくんのコメントをもらって、
果たして、スーパーカーの定義って何だと思い始めたら、考えが止まらなくなった。
値段?ルックス?歴史?ブランド?

wikiでは
スーパーカーはスポーツカー、またはGTカーの一種であると言える。一般的には、「かなり風変わり(な外観)で珍しく、同時代のスポーツカーと比較して極端に性能が優れるもの」を指す場合が多い。高級、高額、高出力であっても、セダンやリムジンがこう呼ばれることはまず無い。
たしかにマイバッハとかロールスがスーパーカーと聞かれると、直球にYesとは言いづらい。

上のwikiのコメントを参考にすると、

  • 二人乗り、もしくはほぼ二人乗り
  • 低い

って感じだろうか?

しかし低くて二人乗りのクルマなんて星の数ほどあるわけで、
そーなると、

  • 二人乗り、もしくはほぼ二人乗り
  • 低い
  • 高額

って感じかな?

でも、まだスーパーな感じはしない。
そもそもスーパーなカーなわけだから、何がスーパーかって話であって、
dictionary.comのsuperの形容詞の意味を参照すると
super
6.of the highest degree, power, etc.
7.of an extreme or excessive degree.
8.Informal. very good; first-rate; excellent.
9.(of measurement) superficial.
10.superfine.

を、いい感じ。

  • 二人乗り、もしくはほぼ二人乗り
  • 低い
  • 高額
  • 究極・最高の何かがある

思い返せば、カウンタックや512BBは最高速を競っていたわけだし、
ヴェイロンも出力をとにかく1000馬力越えにすることが目標だったという話をどこかで読んだ。
その時代の最先端を行っていることも重要なファクターですな。

スーパーカーの多くが手作り的な部分も多いため、生産台数、製造工程も重要だが
かと言って数が少なきゃスーパーカーというわけでもない。

例えばデロリアンなんてどーだろう?
総生産台数8,583台
デザインはジウジアロー、ロータス創始者のコーリンチャップマンが最後に関わった大仕事。
ここまでくるとスーパーな感じだ。
でも見た目はプチエギゾテジックで、写真で見る限りなんとなくスーパーカーと呼ぶには抵抗を感じる。
実際見たら、スーパーなんだろうか?

問題は究極・最高の部分がハンドリングとかフィーリングとか目に飛び込んでこない場合なんではないだろうか?
例えば写真のロータスヨーロッパ。
ある意味、超インパクトのあるカタチである。
個人的には非常にカッコよく見えるんだけど、
そのデザインのため、見方によっては超低いピックアップトラックに見えなくも無い。
後ろにはエンジンしかないんだけど。
でもサーキットの狼では主人公が乗っていた車でもある。
さらに当時にしては出力が小さいけど、そのハンドリングはスーパーな部類なんだと思う。
しかし、子供たちにハンドリングなんてわかる訳がなく、

当時の仲間たちの感覚からいくと、
ロータスヨーロッパはスーパーカーである派が50%、
ロータスヨーロッパはスーパーカーではない派が30%
カウンタック意外、どーでもいい派 5%
フェラーリ512BBでないとヤダ派 5%
どっちでもいい、オレはディーノ一筋が3%
興味なし 7%
といったところだろうか。

大体見えてきた気がする
自分なりのスーパーカーの定義として

  • A:二人乗り、もしくはほぼ二人乗り
  • B:低い
  • C:高額
  • D:究極・最高の何かがある
  • E:どっかはじけちゃってるクルマ

上記をすべてクリアしたクルマがスーパーカー!
うーん、曖昧。

たとえば、カウンタック
A:○ B:○ C:○ D:当時は○ E:カタチやらパッケージングが○
合格!

ロールスロイス
A:× B:× C:○ D:○ E: ◎
おしい、不合格!

ポルシェ911
A:△ B:△ C:△ D:○ E:△
をー、なるほど、こいつは曖昧なやつだ。

このヘンが問題なんですね。
要はコレはスーパーカー、これは違うということ自体間違い!
指数とかスーパーカー度をあらわす単位みたいなものが必要なんですな。
カウンタックが500SCなら、ロールスは200SC、日産マーチは3SCみたいな。

今度、指数の導き方を考えてみることにします。

アー、たくさん考えてつかれた。

2件のフィードバック

  1. スーパーなカー。笑
    まじめに考えてくれてありがとう。

    指数ね、なるほど。
    Eのどっかはじけちゃってるクルマ、スキ。笑

    ロータスヨーロッパ、飾っておくにはよいですね。
    カラーリングは白に赤のタスキで。笑
    プラモつくりたくなってきた。

  2. いえいえ、たくさん考えて楽しかった。
    どこかはじけてるっていうのも曖昧だけど、
    ここがポイントなんだと思うなぁ、スーパーカー。

    やっぱりサーキットの狼世代は、完全に刷り込まれちゃってるね、
    白と赤のヨーロッパ。