訳あって、結局我が家へやってきた17万キロも仕事させられたこの個体。去年はポルシェの映像を制作する案件でトランクに穴をあけられ、老体にムチ打たれていました。友人が所有するクルマでしたが、その友人が別のクルマを購入、息子がマニュアル車熱望ということで、格安で譲ってもらうことに。

いやぁボロい

去年の仕事で乗っていたので知っていましたが、ぼろい。もともと古いクルマなので近年当たり前になっている快適装備なんて微塵もないです。なぜか窓はパワーウインドウですが、もうモーターがだめで開けるのに1分はかかっているんじゃないかというくらい弱々しい。いろいろなモディファイ履歴も手伝って、ボディもちょっと怪しい。車高調節が入っているので、突き上げがひどい。シートやらハンドルやら、もともと入っているパーツはもう無理なレベル。でも、運転するとどうでもよくなるのが、この手のクルマの特徴です。運転を楽しむってのはこういうのですね。

忘れてた、これ

かつてスーパーセヴンを所有していたことがあって、それに比べたら意外に快適なこのロードスターNA。忘れてましたこの感覚。あんまり快適機能ばかり気にしていたら年取りますね。ガチャガチャレバーで換えるシフトも長いことやってませんでしたが、こっちのほうが楽しい。渋滞は嫌ですけど。小さな車体もいいです。すべてに手が届く感じ。つま先のちょっと先に前輪があって、後輪がやっている仕事もつかみやすい。プロレーサーでもなんでもないので、このくらいがちょうどよいですね。ハイパーカーたちはゲームでドライブできるし、リアルではこっちのほうが安全です。

直す場所が欲しい

ここまでぼろいと、いろいろ直してやろうと思いますが、場所がない。うーん、今度はガレージが必要なのか。別に急いでもいないしゆっくり、できることからですね。

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