昭和41年生まれの自分にとって30Zの存在ってのは絶対感がものすごいです。
Zといえば30じゃないとピンとこない、これはもう仕方がないんですが、それを前提として今回のプロトタイプ。。。現物を見たわけではないので、存在感や空気感はウェブを通した写真でしか感じ取れていません。でも、なんかちがう。
顔
顔がイノチなのは人形もクルマもあたりまえですが、
これが30
で、これが今回。口がデカイ。これはむしろ湾岸ミッドナイト仕様に近い!悪くない!でも目がちがう。これ本当に目がもうちょいなんだと思います。目を直せば劇的によくなりそう。ああ、目が違う。
ついでにサスガにフェンダーミラーはないでしょうけど、フェンダーを少し盛り上げてサイドミラー用のカメラを埋め込んじゃうとか。なんかドアミラーが唐突すぎて突貫に見えてならないです。
おしり
まぁ、チャレンジな印象はうけません。いたって普通。なんだか幻のくるまNissan MID4を思い出しました。新しいロゴマークが中央にありますけど、これいらなくないっすかね。まぁプロトタイプだし、このまま出るとは限らないですけど。
よこ
あたらしいZ、意外にもそこまで鼻がながくないです。全体のフォルムはかなり現代風にちゃんとまとまっています。シルエットはイイ!
こういった歴史的なクルマを刷新するのって本当に大変だと思います。どこがエポックメイキングだったのか、何が人々を惹きつけたのか。そういう哲学的部分もちゃんとカバーできないと、なかなかアピールできないですよね、こういうの。
たとえばHonda CR-Xの顛末。最後のデルソルはもう全く意味不明でした。
でも大成功な事例も。
自分は最近発売されたルノーアルピーヌが気になって仕方ありません。
まぁ、Zの場合はもう少し大衆寄りなので、同じ土俵で比べることはできませんが、もう一声な感じだなぁというのが正直な印象でした。でも、中身はすごそう。400hpsって、いつからこういう世界になったのやら。