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Chrome OSという選択
Windows派なのかMac派なのか議論になるのは、もう古い!はじめてのChromeOS機を購入してみました。Macはいわゆる初代のMacintoshから、Windowsは3.1NT(だったかな)から使っている自分ですが、何かと話題の多いChromebookを無視できなくなってきていました。
そこへ、学校教育関連の案件をいただき、主体になるメディアがタブレットかラップトップということになり、さらにはその中にはChromebookもあります、となったことでさらに買わない理由がなくなりました。
想像するにたやすいのが、まぁまずChromebookで創作作業は無理だろうなということ。豪華なものにしてもウェブブラウザがOSの基本部分になっているわけなので、重たいグラフィック作業ができるわけがありません。
- ウェブサイトを見る・使う
- メールを見る
に限定した使いかたなら、高価なマシンを選ぶ必要がありません。
そこで初Chromebookとして選んだのが
- インチ : 11.6型
- CPU名 : インテル® Celeron®
- OS : Chrome OS
- メモリ : 4GB
- ストレージ : eMMC : 32GB
なんと21242円!
画面とキーボードがついて21242円と考えると、とにかく爆安であるとしか言いようがありません。スペックだけを見ると相当しょぼいのは事実ですが、日本政府が推し進めるギガスクール構想でも推奨されているChromebookであることには変わりありません。
注文から翌日で到着
Amazonで注文して翌日の午前中に到着。もう何から何までカジュアルに進んでいく感じです。箱の半分程度の体積を占有していた本体はとにかく軽い。全体の印象はひと昔前のプラスチッキーなラップトップ筐体で、形はAppleに若干影響を受けたようなイメージです。しかしとにかく安っぽいです。Appleのラップトップでいつも感心させられるのは、片手でスクリーンを開いてもボディが動かないこと。すっとスクリーンを開けることができて、ボディがばたつきません。そしてこのC223NA、もちろんスクリーンを持ち上げるとボディごとひっくり返ります。安っ。
電源投入
既存のGoogleアカウントを使用するのであれば、設定関連は瞬間で終わります。さらに普段使っているウェブブラウザがGoogle Chromeであればほぼ何もすることはありません。同意書に同意していくだけで、普段のChromeの環境がイキナリ始まります。これは新しい感覚です。ただ自分は絶対の絶対に日本語キーボードが嫌なので、英語キーボードを選びました。そしてChromebookは日本語の環境での運用です。初期状態では英語のキーボードなのに、日本語キーボード設定になっており、イキナリ”@”を入力するのに戸惑いました。日本語キーボードだと英語キーボードの”[“あたりだと思います。テキトーに何回かそのあたりのキーを打ってなんとか入力に成功、するすると設定がすすんでいきます。
そして、まず表示されたのがChromeブラウザの画面でした。とりあえず無視して真っ先にキーボードの設定です。画面右下に表示されている時計あたりをクリックすると、環境設定的な画面が表示されます。
デバイス>キーボード>入力設定を変更するへ進み、
入力方法を
日本語(US)キーボード
英語(アメリカ)
の2種類に設定。
これで無事キーボード通りの入力と、ローマ字での日本語入力が可能になりました。
英語入力と日本語入力の切り替えはCtrl+スペースキーで行います。Macみたい。
アプリ事情
ウェブ閲覧とメールだけと前提しておきながら、やっぱりアプリを入れたくなるのが人情です。基本Android用のアプリが使えるようですが100%共通ということではないようです。アプリはGoogle Play Storeからインストールしますが、インストールしたアプリがどこへ行ってしまうのか、起動すれば画面下にアイコンが表示されますが、終了すると消えてしまいます。これ設定があるはず。
- 小一時間使って気づいたこと
とにかくディスプレイがぼろい
安いのでドーにもならないとはわかりますが、このディスプレイ非常に疲れます。これを学校の勉強に使うのはもう拷問レベル。教育用にこの機種はちょっと考えられません。一日1時間くらいでもう精一杯です。
音が意外にも良い
トラックパッド
あたりまえですけど、特別に良いというのもなく、初期設定のタップでクリックをオンにしておくと、思いがけない動きばかりで混乱します。自分は使い始めて早い段階でタップでクリックをオフにしました。
Chromebookを選ぶ上で重要な要件が見えてきた気がします。
- タブレットのように画面をタップして入力できたほうが良い
- 画面の品質は高いものが良い
- やっぱり処理能力の高いものが良い
- 画面は大きいほうが良い
もう、サブのサブというか、これをメインに使うというのは考えられませんが、確かに割り切れば使い道はある気はします。でも、大抵のことはスマホでもできますし、デザイン作業などはスマホでもChromebookでも行うことはできません。会社では検証用に購入したので、このままホコリをかぶりながら検証マシンとして鎮座していくものと思います。
それでもチェックの価値はアリです。
とにかく安い!アマゾンで今の値段チェックしてみてください。